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簿記学習者のための電卓活用法 Part2

2013年12月26日

前回のブログで複利計算のお話しをしましたが、元本1,000,000円 年利率3% 30年後の元本と利息の合計は、電卓でどのように計算すればいいのでしょうか?

1,000,000×1.03×1.03×1.03×・・・
この掛け算を30回繰り返せば、30年後の元利合計2,427,262円を計算でき、そこから元本の1,000,000を引いた1,427,262円が利息の合計となります。
でも、「×1.03」を30回も繰り返すのは嫌ですよね?というより、30回も繰り返しているうちに、どこかでミスをする可能性が非常に高いです。

そこで今回は、複利計算を簡単に行うことができる『定数計算機能』をご紹介します。


電卓の計算方式は主にCASIOタイプとSHARPタイプの2種類がありますので、今回は両方の計算を示しておきます。

《CASIOタイプ》 1.03 [×] [×] 1000000 [=] [=] [=] ・・・
《SHARPタイプ》 1000000 [×] 1.03 [=] [=] [=] ・・・

どちらも [=] を30回押すと、30年後の元利合計2,427,262円をもとめることができます。
では、ちょっと応用して次の計算を考えてみましょう。

【ex】 年利率5%が今後10年間続くとして、10年後に元利合計1,000,000円を手にするためには、現時点で最低いくら預金する必要があるか?

《CASIOタイプ》 1.05 [÷] [÷] 1000000 [=] [=] [=] ・・・
《SHARPタイプ》 1000000 [÷] 1.05 [=] [=] [=] ・・・

どちらも [=] を10回押すと、現時点での預金額613,913円をもとめることができます。このような計算を「割引計算」といい、固定資産の減損、資産除去債務、リース会計、退職給付会計、貸倒引当金のキャッシュ・フロー見積法などの、日商簿記1級・会計士・税理士クラスの論点ではよく用いられる計算手法です。

CASIOやSHARP以外の電卓でも通常はどちらかの方法で計算できますので、いつもの電卓で試してみてください。
余談ですが、iPhone の電卓で試してみたらSHARPタイプのようでした(試験では携帯電話の電卓は使用不可ですから注意してください!)。

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