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3級 商業簿記《財務諸表の作成》

2014年1月18日

いよいよ3級の論点チェックリストも最終回です。今回はこれまでのまとめとして、財務諸表を作成する手続きを見ていきます。試験の最終問題は、財務諸表か精算表のどちらかを作成させる場合が多いですから、合否を大きく左右する最重要論点といえます。



【チェックリスト】

  1. 決算手続の流れを理解しているか?
  2. 期中処理をまとめた決算整理前残高試算表を作成できるか?
  3. 決算整理仕訳ができるか?特に重要な決算整理事項として、次のようなものが挙げられる。
    ・ 現金過不足の処理
    ・ 3分法における売上原価・期末商品の算定
    ・ 貸倒引当金の設定
    ・ 売買目的有価証券の時価評価
    ・ 有形固定資産の減価償却
    ・ 収益・費用の見越し・繰延べ
    ・ 消耗品の処理
  4. 8桁精算表を作成できるか?
  5. 決算整理後残高試算表から損益計算書・貸借対照表を作成できるか?



【今日の一問】
 次の決算整理仕訳を行いなさい。

 決算整理前残高試算表には、繰越商品45,000円、仕入827,000円の記録がある。期末に棚卸しを行ったところ、39,000円の商品が残っていた。なお、棚卸減耗等は生じていない。



【解 答】単位:円

(借)仕 入 45,000  (貸)繰越商品 45,000  ←期首分

(借)繰越商品 39,000  (貸)仕 入 39,000  ←期末分

 前期からの繰越商品を当期の仕入勘定に加え、そこから翌期への繰越商品を差し引くことで、「仕入勘定=売上原価」となります。具体的には...

 期首繰越商品45,000+仕入827,000-期末繰越商品39,000=売上原価833,000


 以上で3級はすべて終了です。最後に、これから試験までの学習方針について。

 コツは「完璧を目指さないこと」です。日商簿記検定は70%以上の得点で合格ですから、なにも満点を取る必要はありません。というより、3級といえども満点を取るのはなかなか難しいです。まずはチェックリストの論点を仕上げてください。そのうえで、時間に余裕があれば細かい論点を追加してください。チェックリストの論点さえマスターすれば十分に合格できますから、焦らず、でも緊張感をもって試験までの時間を過ごしましょう。みなさんの健闘を心から祈っています!

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