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2級 商業簿記《手形取引/その他債権・債務》

2014年1月21日

手形取引は3級でもやや複雑な論点でしたが、2級ではより詳細な知識が問われます。ひとつひとつ、丁寧に知識を整理しておきましょう。
なおチェックリストにはありませんが、3級で学習した為替手形の基本処理および自己宛・自己指図為替手形の振り出しも、十分に復習しておいてください。


【チェックリスト】

  1. 手形の裏書・割引の際の、保証債務の仕訳ができるか?(対照勘定法および評価勘定法)
  2. 手形の更改の仕訳ができるか?
  3. 手形の不渡りの仕訳ができるか?
  4. 荷為替手形の仕組みを理解しているか?
  5. 債務保証の仕訳ができるか?
  6. 未決算勘定と保険差益および火災(盗難)損失の仕訳ができるか?



【今日の一問】
 次の仕訳を行いなさい。

  1. A社から裏書譲渡された約束手形350,000円が不渡りとなったので、同社に償還請求を行った。なお、償還請求のための諸費用10,000円は現金で支払っており、当該金額も同時に請求するものとする。
  2. B社から発注された商品1,000,000円を発送し、取引銀行で運送会社から受け取った貨物代表証券を担保にB社宛の荷為替手形700,000円を取り組み、割引料3,000円を差し引かれた手取額が当座預金に入金された。



【解 答】単位:円

  1. (借)不渡手形 360,000  (貸)受取手形 350,000
                   現  金 10,000

     A社が手形代金を期日までに支払えなかった場合でも、当社が代金を受け取る権利を失ったわけではありません。しかし、A社はお金を支払えなかったわけですから、請求しても回収できる可能性は高くないのも事実です。そこで、このような特殊な状態にある債権を他の正常な債権と区別するために、不渡手形勘定に振り替えて管理します。その際に、手形代金の支払いを請求するために支払った諸費用も含めることを忘れずに。

  2. (借)当座預金 697,000  (貸)売 上 1,000,000
      手形売却損  3,000
      売 掛 金  300,000

     遠隔地に商品を発送した場合、代金回収までに長期間を要します。そこで、代金を早期に回収したい場合には、運送会社から受け取った貨物代表証券(=商品を受け取る権利を表す証券)を買主に渡さずに、銀行で割り引いて現金化します。これが荷為替の取り組みです。ただし、売上代金の全額で荷為替を取り組むことはまれで、荷為替としなかった部分は通常の売上と同様に売掛金となる点に注意しましょう。

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