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2級 商業簿記《特殊商品売買Part1》

2014年1月23日

商業簿記のヤマ場のひとつである特殊商品売買について、2回にわたってチェックしていきます。今回は未着品売買と委託販売を中心に見ていきましょう。


【チェックリスト】

  1. 未着品売買の仕組みを理解しているか?
  2. 貨物代表証券を受け取ったとき・転売したとき・現品を引き取ったときのそれぞれの仕訳ができるか?
  3. 委託販売の仕組みを理解しているか?
  4. 積送品売上の計上額(手取額を計上する方法or売上総額を計上する方法)の使い分けができるか?
  5. 委託販売で荷為替を取り組んだ場合の仕訳ができるか?
  6. 委託販売勘定による債権・債務の仕訳ができるか?
  7. 受託販売の基本仕訳ができるか?
  8. 委託買付と受託買付の基本仕訳ができるか?



【今日の一問】
 次の仕訳を行いなさい。

  1. かねて受け取っていた貨物引換証150,000円を200,000円で転売し、代金は当座預金に振り込まれた。なお、売上原価は仕入勘定で算定する。
  2. 商品の販売を委託していたA社から、原価150,000円の商品を200,000円で販売し、販売手数料20,000円を差し引いた金額を送付する旨の売上計算書が届いた。なお、当社は売り上げの総額を収益として計上し、売上原価は仕入勘定で算定する。



【解 答】単位:円

  1. (借)当座預金 200,000  (貸)未着品売上 200,000
    (借)仕  入 150,000  (貸)未着品 150,000

     未着品は通常の商品売買とは異なりますから、貨物代表証券を受け取った時点では未着品勘定で処理し、一般の仕入とは区別しておきます。そして、貨物代表証券のまま転売した場合には、売価で未着品売上を計上するとともに、原価を仕入勘定に振り替えます。これにより、未着品の売上原価が仕入勘定に集計されることになります。ちなみに、貨物代表証券を転売せずに現品を受け取った場合は未着品勘定から仕入勘定に振り替えて、その後は通常の仕入として処理します。

  2. (借)積送売掛金 180,000  (貸)積送品売上 200,000
      積送諸掛 20,000
    (借)仕  入 150,000   (貸)積 送 品 150,000

     150,000の商品を200,000で販売してもらい手数料20,000を支払うため、利益は30,000となります。仕入勘定で売上原価を算定する考え方は、上記の未着品売買と同じです。なお、当社の手取額を収益として計上する方法の場合、仕訳は次のようになります。

    (借)積送売掛金 180,000  (貸)積送品売上 180,000
    (借)仕  入 150,000   (貸)積 送 品 150,000

     どちらの方法でも、利益は30,000で一致するのがポイントですね。

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