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2級 商業簿記《特殊商品売買Part2》

2014年1月24日

特殊商品売買の2回目は、割賦販売と試用販売が中心です。特に割賦販売について、「収益認識基準」と「記帳方法」の2つの視点から論点を整理するのが理解のポイントです。



【チェックリスト】

  1. 割賦販売の仕組みを理解しているか?
  2. 収益認識基準である、販売基準と回収基準の違いを理解しているか?
  3. 回収基準によった場合、対照勘定法と未実現利益控除法のそれぞれで仕訳ができるか?
  4. 試用販売の仕組みを理解しているか?
  5. 手許商品と区分する方法と対照勘定法のそれぞれで仕訳ができるか?
  6. 前受金勘定をもちいた予約販売の基本仕訳ができるか?



【今日の一問】
 次の仕訳を行いなさい。

  1. 原価400,000円の商品を100,000円×5回の分割払いで販売しており、1回目の割賦代金100,000円を現金で受領した。なお、収益認識基準は回収基準、記帳方法は対照勘定法によっている。
  2. 原価400,000円の商品を売価500,000円で試用販売に供しており、買い手から全部について買取りの意思表示があった。なお、記帳方法は手許商品と区分する方法によっており、売上原価は仕入勘定で算定する。



【解 答】単位:円

  1. (借)現   金 100,000  (貸)割賦売上 100,000
      割賦仮売上 100,000  (貸)割賦販売契約 100,000

     商品引渡時に、(借)割賦販売契約 500,000 (貸)割賦仮売上 500,000 と備忘仕訳していたものを、代金を回収するごとに割賦売上勘定に振り替えていきます。ちなみに未実現利益控除法によった場合は、いったん全額の売上を計上し、決算において代金未回収部分の利益をマイナスする処理を行いますから、商品引渡時の仕訳は通常の販売基準と同じになります。

  2. (借)試用販売売掛金 500,000  (貸)試用品売上 500,000
      仕     入 400,000  (貸)試 用 品 400,000

     手許商品と区分する方法によっていますから、試用に供した時点で原価を仕入勘定から試用品勘定に振り替えています。そして実際に買い取られた時点で、試用品売上を計上するとともに、原価を試用品勘定から仕入勘定に戻し、仕入勘定で売上原価を算定します。仮に対照勘定法によった場合、上記の割賦販売と同様の仕訳になりますから、あわせて理解しておきましょう。
     ちなみに試用販売は、「商品を引き渡し、相手が買取りの意思表示をした時点で収益を認識する」ため、収益認識基準は通常の商品売買と同じ販売基準になります。

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