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2級 商業簿記《株式会社の純資産》

2014年1月28日

株式会社の純資産は会社法の規制を受けるため、細かい決まりごとが多いです。「なんとなくこんな感じ」では正解にたどりつけない分野ですので、正確な知識の習得に努めましょう。


【チェックリスト】

  1. 株式発行の際の「会社法規定の最低限度額を資本金とする」の意味を理解しているか?
  2. 創立費と開業費の区別ができているか?また、これらは原則として発生時費用処理である点にも注意。
  3. 新株式申込証拠金勘定および新株発行費勘定をもちいた仕訳ができるか?
  4. 剰余金の配当に際して積立てるべき準備金の計算ができるか?
  5. パーチェス法による合併の基本的な仕訳ができるか?



【今日の一問】
 次の仕訳を行いなさい。

 株主総会において、繰越利益剰余金から3,000千円、その他資本剰余金から1,000千円の配当を行うことを決定した。なお、配当時の資本金は10,000千円、資本準備金は2,000千円、利益準備金は300千円であった。



【解 答】単位:千円

(借)その他資本剰余金 1,000  (貸)未払配当金 4,000
  繰越利益剰余金  3,000
(借)その他資本剰余金  50  (貸)資本準備金  50
(借)繰越利益剰余金   150  (貸)利益準備金  150

 原則として、配当した額の1/10を準備金として積み立てますから、4,000×1/10=400を積み立てたいところです。しかし、積み立てが必要なのは準備金の合計が資本金の1/4に達するまでなので、資本金10,000×1/4=2,500と配当時点の準備金の合計2,300との差額の200だけを積み立てることになります(当該差額が400以上である場合は、原則どおり400を積み立てることになります)。
 
 その他資本剰余金と繰越利益剰余金から1:3の割合で配当していますから、積み立てる200の内訳も同じ比率になります。つまり、200×1/4=50をその他資本剰余金から資本準備金に積み立て、200×3/4=150を繰越利益剰余金から利益準備金に積み立てます。

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