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2級 商業簿記《社債》

2014年1月29日

社債を買う(債権者)側は、買った社債を「満期保有目的債券」等の科目で処理しました。そこでは償却原価法(定額法)を学習しましたが、今回は社債を発行する(債務者)側の処理を見ていきます。債務者側でも、償却原価法(定額法)が最重要論点です。基本的な考え方は有価証券における償却原価法と同じですから、同時に復習することをおすすめします。


【チェックリスト】

  1. 社債発行費を含む、割引発行・平価発行・打歩発行の仕訳ができるか?
  2. 月割計算による社債利息の仕訳ができるか?利息を受け取る際には有価証券利息勘定をもちいたが、利息を支払う際には社債利息勘定をもちいる点に注意。
  3. 割引発行または打歩発行における、償却原価法(定額法)の仕訳ができるか?
  4. 償還期日の前に社債を買い戻す「買入償還」の仕訳ができるか?買入償還の際には、繰延資産として処理している社債発行費を取り崩す必要がある点に注意。



【今日の一問】
 当期における社債の買入償還時の仕訳を行いなさい。


 前期の期首に額面1,000,000円の社債を、額面@100円につき@98円で発行した。償還期間は4年、利息はなし、償却原価法(定額法)を適用するものとする。
 当該社債のすべてを、当期の期首から半年経過した時点で990,000円で買入償還し、代金は小切手を振り出して支払った。



【解 答】単位:円

(借)社債利息  2,500  (貸)社  債   2,500
(借)社  債 987,500  (貸)当座預金 990,000
  社債償還損 2,500

 社債発行時(前期首)の発行価額:1,000,000×0.98=980,000
 前期の償却原価法(前期末)適用:1,000,000×0.02÷4年=5,000/年
 つまり、前期末における社債計上額は980,000+5,000=985,000となります。

 当期の買入償還時までに半年経過していますから、まずは5,000/年÷2=2,500の償却原価法適用仕訳を行います。この時点で、社債は985,000+2,500=987,500となっています。これを990,000で買い入れるわけですから、差額の2,500が社債償還損になります。

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