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2級 工業簿記《直接原価計算》

2014年2月15日

これまで学習していた全部原価計算は、在庫にも固定製造原価を集計するため、「たくさん作れば(売れ残りが発生しても)利益が生じる」という問題がありました。この問題を解消し、「販売に比例して利益が生じる」という経営者の直感に近い計算を可能にするのが、すべての固定製造原価を期間原価とする直接原価計算です。


【チェックリスト】

  1. 直接原価計算による損益計算書を作成できるか?
  2. 全部原価計算と直接原価計算の計算構造の違いを理解しているか?特に、固定製造原価の扱いについて留意すること。
  3. 固定費調整により、直接原価計算の利益を全部原価計算の利益に修正できるか?



【今日の一問】
 固定費調整により、全部原価計算の営業利益をもとめなさい。

直接原価計算による営業利益:1,000,000円
期首仕掛品に含まれる固定製造原価:25,000円  期首製品に含まれる固定製造原価:90,000円
期末仕掛品に含まれる固定製造原価:55,000円  期末製品に含まれる固定製造原価:30,000円



【解 答】

直接原価計算による営業利益1,000,000円+期末固定製造原価(55000円+30,000円)
-期首固定製造原価(25,000円+90,000円)=970,000円

 直接原価計算と全部原価計算では、固定製造原価の扱いのみが異なります。そのため、当該部分だけを調整すれば、一方の営業利益からもう一方の営業利益を簡単にもとめることができます。これが「固定費調整」で、具体的な公式は次のように示されます。

全部原価計算の営業利益=
 直接原価計算の営業利益+期末棚卸資産に含まれる固定製造原価-期首棚卸資産に含まれる固定製造原価

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