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2級 商業簿記の最近のブログ記事

どの製品で発生したか明らかな原価を、発生した製品に集計するのは簡単です。それに対して、どの製品で発生したか明らかではない原価を各製品に跡づけるためには、ちょっとした工夫が必要です。今回扱う製造間接費の配賦はまさに後者のケースで、工業簿記前半の重要な論点のひとつです。


【チェックリスト】

  1. 直接経費と間接経費の区別ができているか?直接経費の具体例として、外注加工賃と特許権使用料は覚えておくこと。
  2. 支払経費・測定経費・月割経費・発生経費のそれぞれの計算ができるか?特に、測定経費の具体例である水道光熱費は、基本料金に注意して計算すること。
  3. 材料費から発生する棚卸減耗損や、労務費から発生する福利施設負担額・厚生費などの経費の集計漏れに注意すること。
  4. 製造間接費の実際配賦と予定配賦の計算ができるか?
  5. 予定配賦率(分母)における実際的生産能力・平均操業度・期待実際操業度の区別ができているか?
  6. 予定配賦率(分子)における固定予算と公式法変動予算の作図と計算ができるか?
  7. 固定予算と公式法変動予算における差異の分析ができるか?



【今日の一問】
 公式法変動予算を前提として、当月製造間接費の予算差異と操業度差異をもとめなさい。なお、不利差異の場合は金額に△を付すこと。

基準操業度:1,000時間  固定費予算:500,000円  変動費率:300円/時間
実際操業度:850時間  実際発生額:780,000円

2級商業簿記の最終回は、伝票会計です。ここでの最重要論点は、伝票から情報を読み取り総勘定元帳へ転記を行うことです。伝票会計は基礎的な考え方さえ理解してしまえば正解しやすい論点ですから、一度しっかりと学習しておきましょう。


【チェックリスト】

  1. 3伝票制と5伝票制において、伝票の読み取りと起票ができるか?
  2. 3伝票制における、一部振替取引を理解しているか?
  3. 5伝票制の仕入伝票と売上伝票における、掛取引の擬制を理解しているか?
  4. 3伝票制と5伝票制において、仕訳日計表を作成できるか?
  5. 仕訳日計表から総勘定元帳への転記ができるか?



【今日の一問】
 (  )に適当な語句を入れて文章を完成させなさい。

 3伝票制では、( a )伝票・( b )伝票・( c )伝票をもちいる。一方、5伝票制では、( a )伝票・( b )伝票・( c )伝票に加え、( d )伝票・( e )伝票をもちいる。
 3伝票制において、一部現金収支をともなう一部振替取引について伝票を起票する場合、取引を( f )する方法と、取引を( g )する方法がある。
 また、5伝票制では、( d )伝票の相手科目は( h )に、( e )伝票の相手科目は( i )にそれぞれ固定されているという特徴がある。

今回と次回で帳簿組織をチェックし、2級商業簿記は完成です。帳簿組織はメインの論点とはいえませんが、一度しっかり学習しておかないとなかなか正解できない、ある意味やっかいな分野です。ここに時間を費やしすぎるのも得策ではありませんが、ポイントを押さえて最低限の得点は確保してください。


【チェックリスト】

  1. 単一仕訳帳制と特殊仕訳帳制の基本構造を理解しているか?
  2. 特殊仕訳帳制における、個別転記と合計転記の使い分けができるか?
  3. 合計転記における、英米式と大陸式の基本構造を理解しているか?
  4. 現金出納帳・当座預金出納帳・仕入帳・売上帳・支払手形記入帳・受取手形記入帳などを特殊仕訳帳としてもちいた場合の、データの読み取りができるか?
  5. 特殊仕訳帳相互間の二重転記防止について理解しているか?
  6. 特殊仕訳帳相互間の二重仕訳金額削除について理解しているか?



【今日の一問】
 次の記帳方法を簡潔に説明しなさい。

  1. 単一仕訳帳制
  2. 特殊仕訳帳制(合計転記は英米式による)
  3. 売上帳と受取手形記入帳を特殊仕訳帳としてもちいた場合の二重転記防止

2級商業簿記の総合問題としては、前回まで学習していた財務諸表作成と精算表作成のほかに、本支店会計が考えられます。以下に示すように本支店会計にも様々な論点がありますが、最終的な目的は本支店合併財務諸表の作成です。個々の論点をマスターしたら、ダイレクトに本支店合併財務諸表を作成できるように練習してください。


【チェックリスト】

  1. 本支店間取引の仕訳ができるか?
  2. 支店相互間の取引を、支店分散計算制度と本店集中計算制度の両方で仕訳できるか?
  3. 未達整理の仕訳ができるか?
  4. 内部利益の除去仕訳ができるか?
  5. 上記の事項を含む、本支店合併財務諸表を作成できるか?



【今日の一問】
 次の未達整理仕訳を行いなさい。なお、本店・支店のどちらで仕訳を行うかも明示すること。

  1. 本店は支店に現金300,000円を送金したが、支店に未達であった。
  2. 支店は本店の売掛金200,000円を現金で回収したが、本店に未達であった。
  3. 本店は支店に商品を振替価格180,000円で送付したが、支店に未達であった。

いよいよ試験の2月に入りました。でも、やることに変わりはありません。これまでの勉強を淡々と続けていくことが何より大切だということを、改めて意識してください。

さて、今回は商業簿記の最重要論点である決算手続の2回目です。いつもとは形式を変えて、【総合問題を解く際の注意点】をチェックリスト形式で示しておきました。2級商業簿記の第3問を解くための実践的なテクニックとして、ぜひ知っておいてください!

決算手続では、なんといっても決算整理仕訳が重要です。具体的には、売上原価と期末棚卸資産の評価、貸倒引当金の設定、減価償却など、数多くの論点があります。しかしこれらはすべて、既に学習済みです。そこで今回は、決算手続の流れと最終的な財務諸表の表示科目に留意して見ていきましょう。


【チェックリスト】

  1. 「試算表の作成⇒決算整理仕訳⇒帳簿上の決算手続⇒財務諸表の作成」という流れを理解しているか?
  2. 決算整理仕訳をもれなく理解しているか?
  3. 損益振替、資本振替の流れを理解しているか?
  4. 貸借対照表の締切方法である、英米式簿記法と大陸式簿記法の違いを理解しているか?
  5. 損益計算書(P/L)、貸借対照表(B/S)、株主資本等変動計算書(S/S)の基本構造を理解しているか?
  6. 損益計算書と貸借対照表の正式な科目で表示できるか?



【今日の一問】
 次の勘定科目を、財務諸表上の表示科目になおしなさい。

  1. 損益計算書
    売上 / 仕入(売上原価)...内訳を表示する場合 / 法人税等
  2. 貸借対照表
    現金、当座預金等 / 売買目的有価証券 / 繰越商品 / 満期保有目的債券

税金は日商簿記検定における中心的な論点ではありませんが、部分点を狙う意味でも最低限の知識は身につけておきたいところです。特に消費税は最近のトピックですから、ちょっと意識して見ておきましょう。


【チェックリスト】

  1. 法人税等の基本的な仕組みを理解しているか?
  2. 中間納付を含む法人税等の仕訳ができるか?
  3. 法人税等の追徴と還付の仕訳ができるか?
  4. 消費税の基本的な仕組みを理解しているか?
  5. 税抜方式と税込方式の両方で消費税の仕訳ができるか?



【今日の一問】
 次の仕訳を行いなさい。

  1. 決算において、当期の法人税等を2,000,000円と計算した。なお、当期に中間納付した法人税等は800,000円であった。
  2. 備品300,000円を仕入れ、代金は5%の消費税を含めて後日支払うこととした。なお、消費税の記帳方法は税抜方式による。
  3. 原価400,000円の商品を500,000円で販売し、代金は5%の消費税を含めて後日受け取ることとした。なお、商品売買の記帳方法は三分法、消費税の記帳方法は税込方式による。

社債を買う(債権者)側は、買った社債を「満期保有目的債券」等の科目で処理しました。そこでは償却原価法(定額法)を学習しましたが、今回は社債を発行する(債務者)側の処理を見ていきます。債務者側でも、償却原価法(定額法)が最重要論点です。基本的な考え方は有価証券における償却原価法と同じですから、同時に復習することをおすすめします。


【チェックリスト】

  1. 社債発行費を含む、割引発行・平価発行・打歩発行の仕訳ができるか?
  2. 月割計算による社債利息の仕訳ができるか?利息を受け取る際には有価証券利息勘定をもちいたが、利息を支払う際には社債利息勘定をもちいる点に注意。
  3. 割引発行または打歩発行における、償却原価法(定額法)の仕訳ができるか?
  4. 償還期日の前に社債を買い戻す「買入償還」の仕訳ができるか?買入償還の際には、繰延資産として処理している社債発行費を取り崩す必要がある点に注意。



【今日の一問】
 当期における社債の買入償還時の仕訳を行いなさい。


 前期の期首に額面1,000,000円の社債を、額面@100円につき@98円で発行した。償還期間は4年、利息はなし、償却原価法(定額法)を適用するものとする。
 当該社債のすべてを、当期の期首から半年経過した時点で990,000円で買入償還し、代金は小切手を振り出して支払った。

株式会社の純資産は会社法の規制を受けるため、細かい決まりごとが多いです。「なんとなくこんな感じ」では正解にたどりつけない分野ですので、正確な知識の習得に努めましょう。


【チェックリスト】

  1. 株式発行の際の「会社法規定の最低限度額を資本金とする」の意味を理解しているか?
  2. 創立費と開業費の区別ができているか?また、これらは原則として発生時費用処理である点にも注意。
  3. 新株式申込証拠金勘定および新株発行費勘定をもちいた仕訳ができるか?
  4. 剰余金の配当に際して積立てるべき準備金の計算ができるか?
  5. パーチェス法による合併の基本的な仕訳ができるか?



【今日の一問】
 次の仕訳を行いなさい。

 株主総会において、繰越利益剰余金から3,000千円、その他資本剰余金から1,000千円の配当を行うことを決定した。なお、配当時の資本金は10,000千円、資本準備金は2,000千円、利益準備金は300千円であった。

3級では「日々の取引をどのように仕訳するか」が学習の中心でしたが、2級・1級になると「どのように財務諸表を作成するか」といった論点が重要になってきます。今回はその一環として、損益計算書の区分表示の考え方をしっかりと理解しましょう。


【チェックリスト】

  1. 損益計算書の区分表示を理解しているか?
  2. 研究開発費の仕訳ができるか?
  3. 預り金勘定をもちいた給与の仕訳ができるか?
  4. 租税公課の仕訳ができるか?
  5. 収益・費用の見越し・繰延べを理解しているか?



【今日の一問】
 (  )に適切な語句を入れて文章を完成させなさい。

 区分損益計算書ではまず、売上高から売上原価を引いて( a )を計算し、そこから( b )を引いて( c )を計算する。この( c )は、本業からの利益を意味する。
 次に( c )に( d )を加え、( e )を引いて、毎期の経常的な利益である( f )を計算する。
 さらに、( f )に( g )を加え、( h )を引き、そこから当期の利益にかかる税金を引いて、当期の純粋な利益である( i )を計算する。

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